ピエールSの戯言

自分の趣味の音楽や車、考え方、そんなのを書くだけ

人生観と仕事観

いったん行動経済学を置いておいて、ニートならではの問題である仕事や人生について、また本を読んでいるのでそれを見ていきつつ自分に当てはめていきたい。

 

今回読んだのは、ビル・バーネット氏とデイヴ・エヴァンス氏が記した【スタンフォード式 人生デザイン講座】という本だ。

この本は主に、”今躓いている人”に向けた本である。

つまり、いつも通り仕事に行って、何か違和感を覚えつつもそれを解消できないままで翌日を迎えたり、はたまたそれ以前の問題で求職についてどうすれば自分の適したところに行けるか、といった問題に対して、著者達が手解きを提供するという本。

 

さて現状、私はニートなのでどうすればよいのか、藁をもすがる気持ちでこの本を購入した。

まだ途中までしか読んでいないが、そのページまでにこの本に書かれていることを実践してみた。

そこで目をつけたのが、《人生のコンパスをつくる》という章だ。

つまり、自分の人生観と仕事観の方向は同じ方向を向いているのか、という趣旨だ。

例えば、人生観が「地球保護」だとする。しかし勤め先は環境汚染しまくりの会社だ。給料は申し分ない。

これだと考え方と行動は一貫性がとれておらず、金は手に入れても失望や不満が募るばかりになってしまう。

もちろんすべてが人生観に沿うのは難しい。故に一定の取引や妥協をしなければならない。人生観があって、一時的に妥協しなければ仕事観に沿うようなことが難しいのであればそれは問題ない。それは、自身の進路を逸れたことにはならない。

というものだ。

 

なるほど、確かに。

コンパスさえ見つければそれに沿うように仕事をすればよい。

しかし、その肝心のコンパスの見つけ方は?

ここで次の章に行っていたら意味のない本だが、この本にはその導き手順が書かれている。

人生観と仕事観を見つける、見つめなおす出題がいくつかされているのだ。

では見ていきたい。

 

1.【あなたにとって仕事観とは?】

1.なぜ仕事をするのか?

2.仕事は何のためにあるのか?

3.あなたにとって仕事の意味は?

4.仕事とあなた個人、他の人、社会との関係は?

5.よい仕事や価値のある仕事とは?

6.お金と仕事の関係は?

7.経験、成長、充足感と仕事の関係は?

 

ここで重要なのは、”なぜ”仕事をするのか、ということだという。

仕事の哲学や意義について考えさせる質問なのだ。

 

ちなみに私はこんな回答になった。

合っているかわからないが。

1-1:お金を稼ぐため→生活や趣味をして充実にするため

1-2:ある人に必要なものやサービスをいつでも提供できるようにするため

1-3:稼ぐことでもあり、人の力になること

1-4:仕事によって、生きるための費用を稼ぐ雇用と何かを必要としている人や社会へ何かを提供できるようにする関係

1-5:感動をもたらすことや、双方がWINWINになることや、生きていくために必要なインフラなどを提供する仕事

1-6:仕事内容に比例するようにする。責任や費用が大きければ大きいほどストレスが掛かるので、それを打ち消すことができるくらいのお金が必要

1-7:様々な経験を経ることで成長をし、何か問題に直面しそれまでの経験上から対応できるようになると充足感が満たされる

仕事にも同じで、何か問題に直面した時に対応できると充足感が得られる

 

 

ついで人生観

2.【あなたにとっての人生観とは?】

1.あなたはなぜここにいるのか?

2.人生の意味や目的は?

3.あなたと他者の関係は?

4.あなたと家族、国、世界の関係は?

5.善や悪とは何か?

6.人間より上位の存在、神などを信じるか?信じるのであれば、あなたの人生にどんな影響を与えているか?

7.喜び、悲しみ、公平、不公平、愛、平和、対立は人生にどうかかわっているか?

哲学的な問題が多いが、これは正解がないためである。

間違った人生観というのはないので、書くだけ書く。

 

例によって私の答えは、

2-1:何かを勉強し、何かを伝え、他人の力になるため???

2-2:カーライフを楽しみ、他人の困っていることの力になること

2-3:感情の共有

2-4:助け合い、助け合い、情報の発信

2-5:善→偽善でもいいからあらゆる面で人の助けになること

  悪→人を騙し、偽り、善意を無下にしたり、財産を奪うこと

2-6:運命はあると思う。それが神とかはしらない。楽しみの機会を与える。

2-7:ポジティブなものは金額にかかわらず、人生を豊かにさせる。逆にネガティブなものは、いくら金を積まれても気分が悪くなる。

 

正直、こういうことを考えたことが全くなかったので、本当に分からなかったがこんな感じになった。

いくら間違いがないと言われても不安になってしまう。笑

 

 

さて、書きだしただけでは終わらず、ここから掘り下げていく。

ここから3つの質問へとシフトする。

いずれも、仕事観と人生観を比べてのものだ。

1.仕事観と人生観はどの部分で補い合っているか?

2.仕事観と人生観はどの部分で食い違っているか?

3.仕事観と人生観に因果関係はあるか、あるとすればどんな?

 

すげー難しい。ちなみに私の答え

1.仕事の意味と人生の意味(他人の力になる)

2.仕事内容に比例して給与が大きくなる点とポジティブなことは金額に関係ないとする点

3.2-1があって1-3が存在する

特に3番目がわからない。

人生観が仕事観に影響を与える、ってことかしら?

んーーーーーー。

まあ、この整理をしてみると私の興味(今まで仕事を決める指標としていた)と仕事が結構乖離していたことに気付く。

 

かといって業界が絞られたわけではないしなぁ…

まあでも、方向性についてだったり、自分の人生観については少し整理できた気もするから、これも考慮にいれたい。