コロナウイルスについて思うこと
というわけで、早速書いていきたいと思います。
話題の、新型コロナウイルスについて。
別に政治的な云々や陰謀論云々はあまり好きではないし、特に興味もないので、あくまで私自身が感じていることを書く次第です。
日に日に猛威を振るっているコロナウイルス。
ヨーロッパ続々と問題になってきていますね。
WHOは依然として頼りない感じですが…
さて、個人的にコロナについては重く考えた方が良いと思う一方、あまりに考えすぎてもよくないのかなと、思っています。
あまりに極端になると、地下鉄での非常停止ボタンやマスクの奪い合いなど、なかなかカオスになりつつあります。
私が思うコロナの問題点は3つほどあります。
1.コロナウイルスそのものの問題
2.日本政府の対応
3.経済的な問題
になります。
それぞれ見ていきたいと思います。
まず1つ目。
コロナウイルスはまだ実態が解明されていない新型のウイルスです。
正確にわかっていることといえば、潜伏期間が非常に長いこと、発熱が続き、最悪の場合は…。
ということでしょうか。
そもそも新型ということもあり、人間に抗体ができていないため、取り込んでしまった場合どのようになるのかすら正確にわかっていない状況です。
初発症国とは医療環境は大きく異なるため、あちらでの状態がそのまま日本に反映されるというのは考えにくいですが、拡散する過程でウイルスが変化することも考えられるので、予測するのは本当に難しそうですね…。
2つ目、日本政府の対応。
個人的にはこれが大きな問題かなと思っています。
新型コロナウイルスが確認された直後でも特に大きな行動をとらず、観光客を受け入れてしまったこと、彼らに対し紙媒体での注意勧告だけで済ませてしまったこと、DPの船内感染など、対応が後手後手になってしまって、さらに昨日になってようやく基本方針を決定したこと…。
未知のウイルスに対しての警戒心が感じられず、医療レベルが高いにもかかわらず、ウイルスを受け入れ、拡散してしまった。そしてこの問題は日本国内のメディアだけでなく国外メディアまで広く知れ渡ってしまったこと。
これによって、日本への渡航禁止や制限、入国拒否する国まで現れてしまった。もちろん諸外国の対応はそれぞれですし、当然の防衛策だと思います。
もう少し、政府としてできたことがあるのではないかと思ってしまいます。
3.11の時にもあった、想定外がまた出てきてしまったような感じがします。
厚生労働省のライブストリーミングも見ましたが、説明は具体性に欠け、結局今まで通りの対応を引き続き、という感じでしたし。
最期に3つ目。
これは経済的にも大きく影響が出てきました。
中国のサプライチェーンが崩れはじめ、中国からの部品が来ず、日本の製造業にも影響が出そうですね。
今や世界の工場と言われている中国、そこが生産休止or遅延となると日本のみならず、全世界的に製造業に影響が出そうです。
また観光業にも大きな悪影響が出ているらしく、倒産しかけている企業もあるとか。
もちろんグローバル経済を否定する気はありません。
比較優位の問題や人件費などコストカットという大きなメリットがありますが、その一方で、現在のような問題も孕むというデメリットがはっきりと出てきました。
かといって、国内で完結すると貿易問題、特に関税などが出てしまうという問題も…。
なかなか難しい問題です…
なかなか複雑になりそうなコロナウイルス問題、とりあえず私たちにできることとして、手洗いうがい、マスク着用(感染防止)を心掛けたいと思います。