ピエールSの戯言

自分の趣味の音楽や車、考え方、そんなのを書くだけ

何とも言えない

午前中、ふとTwitterを眺めているとそのニュースが即入ってきた。

最初は悪質なデマかと思っていたら、情報源は複数の報道各局アカウントでデマではないと確信した。

 

志村けんさんの訃報は瞬く間に広まり、多くの人の耳に入っていった。

8時だョ!全員集合!の世代ではないものの、バラエティ番組では必ず目にする志村さん。特に、バカ殿様なんかは私達世代でも放送されている伝説的なバラエティである。

その頭が…。

 

1月の定期診断で胃のポリープを摘出して、少し前にコロナに感染して入院、という記事を見かけて心配はしていたが、この結果になるとは…。

 

皮肉にもこれを機に国民がコロナへの危機感を覚えたというが、あまりにも遅い。

有名人の犠牲を出してようやくという感じで、少し複雑な気持ちでもある。

 

志村さんの死は確かにコロナによるものだったし、その怖さを身をもって教えてくれた、とも言えるが、誰かのために感染したわけでもないし、この怖さを教えるために亡くなったわけでもない。

 

勿論ここから波及して色々な批判に繋げる人もいるだろうが、私自身はその死を用いた批判というのは嫌いだししたくもない。

人の死を用いることが嫌いなので。

 

まだまだ70歳ということでドリフターズの中では一番若くて、番組を持ち、近いうちにドラマでも活躍される予定だった。

まだまだ現役を貫き、視聴者に笑いと感動を届けたかったのかもしれない。

 

そんな素晴らしい方がいなくなってしまった。

とても悲しいし、寂しくもある。

 

ただ前述の通り、これで危機感を増したという人も多くいる。

皮肉ではあるが、これを機にコロナへさらに徹底した対策や個人の防衛をしなければならないと痛感している。

 

早くコロナが終息することを願うばかりである。

 

そして、志村さん、ありがとうございました。

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

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